
千代田区秋葉原のシニア婚活、東京クピド結婚相談所カウンセラーです。
「これでいいのだ!」自由奔放でダメ男の象徴、バカボンのパパの生みの親、赤塚不二夫さん。
実はバカボンのパパの生き様には赤塚不二夫さんの結婚観が投影されています。
中高年の再婚・熟年婚にこそ必要なのが、この言葉に秘められたマインドなのです。
今回は、漫画家・赤塚不二夫さんの名言にちなんだ中高年の結婚の考え方をご紹介します。
再婚・熟年婚に「正解」なんてないからこそ「自由」でいい
結婚といえば、「きちんと入籍をして一緒に暮らす」いわゆる運命共同体みたいなイメージがありませんか?
でも50代・60代の再婚・熟年婚では、そうした型にはまった堅苦しい結婚スタイルに縛られ過ぎて動けなくなってしまう人が多い印象です。再婚、熟年婚こそ入籍にとらわれない結婚の形が合っています。例えばこんなスタイル。
- 事実婚
- 別居婚
- 週末婚
「すでに子どもや家族がいるから」とか「親の介護があるから」といった理由で再婚・熟年婚をあきらめてしまうと方も少なくありません。上記のような結婚スタイルは実は、再婚・熟年婚にこそぴったりなのです。
「これでいいのだ!」
自分たちが心地良ければそれでいい!ーーー再婚・熟年婚は、自分の“ちょうどいい”暮らし方を考え直すチャンスなのです。
バカボンのパパから学ぶ”これでいいのだ!婚”のススメ
「これでいいのだ!」という言葉を遺した漫画家・赤塚不二夫さん。彼の代表作『天才バカボン』の登場人物、バカボンのパパには赤塚不二夫さんの深い“結婚観”が投影されています。
バカボンのパパは、定職もなく自由奔放な性格。いわゆる“頼れる男性像”とはほど遠いキャラクターです。そんな彼にプロポーズをしたのは、なんと!ママの方から。いわゆる“逆プロポーズ”でした。
このエピソードが私たちに教えてくれるのは、「ちゃんとしているか」よりも“一緒にいて楽しい、心地良いかどうか”が結婚の決め手になってもいいということ。若い頃の結婚では、「安定しているか」「収入はどうか」など“条件”に意識が向きがちだったかもしれません。
50代・60代の再婚や熟年婚は、これから家庭を築いていく20代・30代の結婚とは違います。すでに自分の家庭を築き上げた実績もあります。これからは”家族中心”の結婚ではなく、”夫婦中心”の結婚を目指すことが大切です。そのために重視したいのは、次のことです。
- 無理せず自然体でいられる
- 生活スタイルが似ている
- 笑いのツボが同じ
ふたりが「これでいいのだ!」と思える関係こそ、最幸の結婚の形ではないでしょうか?
まとめ
人生100年時代の今、50代・60代は折り返し地点。一人は寂しい、これからの人生を再び誰かと分かち合いたいと思ったら——「まわりからどう思われるか?」よりも、「自分の気持ち」と「居心地の良さ」を優先させた結婚の形を選ぶことが大切です。
「これでいいのだ!」この言葉を忘れずに。