
千代田区秋葉原のシニア婚活、東京クピド結婚相談所カウンセラーです。
50代・60代。ふと感じる「このままでいいのか…」というもやもや。それは“ミッドライフクライシス”かもしれません。
人生の後半戦をどう生きるかを見直すきっかけにもなります。今回はその乗り越え方と、再婚という選択肢について一緒に考えましょう。
ミッドライフクライシスとは?──誰にでも訪れる“心の揺れ”
「ミッドライフクライシス」は、日本語で「中年の危機」とも言われます。
40代後半から60代にかけて、多くの人が以下のような気持ちに直面します。
- この先の人生に希望が持てない
- 配偶者との距離を感じる
- 一人でいることが不安になる
- なんとなく虚しい
なぜこのような心の揺れが起きるのでしょうか?原因の一例として、以下のような背景が挙げられます。
- 人生の折り返し地点を意識するようになる
- 子どもの自立や親の介護など、生活環境が変わる
- 老化や健康への不安、体力の衰えを実感する
- 仕事や社会的役割の“終わり”が見えてくる
これらの変化に心が追いつかないことで、自分の存在意義や将来に対する漠然とした不安が生まれます。とくに家庭内での関係性に影響を与えやすく、「熟年離婚」という結果に至るケースも少なくありません。
再婚・熟年婚は“人生の後半”にこそ向いている
ミッドライフクライシスは、決して「危機」だけではありません。
むしろ、これまでの人生を振り返り、「これからどう生きたいか」を考える大切な転機とも言えます。
このタイミングで再婚を考える方も少なくありません。
「また誰かと暮らすなんて…」と躊躇する気持ちもあるかもしれません。ですが、50代・60代の再婚には若い頃の結婚にはない落ち着きや本当の価値観の一致を求める傾向があります。
たとえば、次のような声が多く聞かれます。
- 無理に愛情をアピールしなくても、安心できる関係を築きたい
- 最期まで一緒に笑って過ごせる人を見つけたい
- 支え合える存在が欲しい
また、円満な熟年夫婦に必要なのは、「ありがとう」をきちんと伝え合い続けること。長く一緒にいると照れくさくなりがちですが、「ありがとう」は夫婦にとっての「愛してる」と同じくらい大切な言葉です。
このたった一言が、心が離れない魔法の言葉だと私は思っています。
まとめ
人生100年時代。50代・60代は“まだこれから”です
50代・60代で感じるミッドライフクライシスは、あなたが「これからを大切に生きたい」と考えるチャンスです。そしてその願いが「誰かと一緒に支え合いながら歩むこと」でも「もう遅い」なんてことはありません。
あなたの“これから”に、少しでも温かい出会いがありますように。